脳梗塞 若くても発症

投稿日:2013年3月25日|カテゴリ:医療コラム

脳の血管が詰まる脳梗塞は中高年の病気と思われがちです。
しかし、30代が発症するなど若い人でも注意が必要です。
生まれつきの要因のほか、首を回した際に動脈の膜が裂ける例などもあります。
脳梗塞は命の危険があり、助かっても麻痺などの後遺症が残りやすいので、調子がおかしいと思ったらすぐ医療機関を受診しましょう。

【脳梗塞とはどんな病気】

脳梗塞は年間約100万人が発症し、このうち約7万人が亡くなっている。高齢になるほど多い病気だが、おおむね45歳未満で発症することで、若年性に分類する。年間1万人程度が発症する誰にでも起こりうる病気とみられている。

【脳梗塞の症状】

◆顔の片側が下がる、ゆがみ、麻痺
◆片腕に力が入らない
◆言葉が出てこない、ろれつが回らない

【脳梗塞の原因】

◆中高年に多い原因は生活習慣病による動脈硬化。
高血圧や肥満、脂質異常、喫煙、加齢、過度なストレスなどが発症の危険を高める。
◆若年者では、これとは別の血管の病気などが引き金になっているケースが目立つ。
頭部を強打する、ゴルフや野球などの運動中に首を急に回したのがきっかけで発症。
(発症時は引き裂かれるような頭痛を伴いやすい)
◆エコノミークラス症候群、もやもや病、血液凝固異常症、心筋症など別の病気が原因になるkともある。

【脳梗塞の検査法と診断】
できるだけ早く治療を開始して血液の流れを良くすることが重要。
◆頭部のCTやMRIの撮影
◆胸部のX線撮影
◆血液検査などの臨床検査
◆心電図
◆内科的や神経学的な診察
◆バイパス手術

【脳梗塞の治療法】
血栓を溶かす薬を投与したり、カテーテルを血管内に入れて血栓を取り除いたりする。
ただ、こうした治療法が実施できるのは、それぞれ発症後4時間半以内、8時間以内。
有効な治療を受けるためにも、早期の発見と受診が欠かせない。

【脳梗塞の日常生活の注意点】

◆生活習慣病予防
◆脂肪や塩分の取りすぎに注意する
◆体の血流をよくするために、適度な運動
◆禁煙、節酒
◆入浴の温度は38~40℃のぬるめにし、長湯はさける